独断と偏見のなぜお寿司にわさびを入れるのか論

なぜお寿司にわさびを入れるのか何のために入れるようになったのか明確な資料がありません。これは私の独断と偏見のわさび必要論です。
元禄時代江戸の町には上方寿司(箱寿司)のお店が多くありました。
奢侈禁止令が出されるとお寿司は贅沢品となり全ての店が廃業しました。
その後はお役人の目を盗んで販売していたか、家庭で作って食べていたか…
江戸時代末期華屋与兵衛さんが江戸前寿司を考案するまでの期間お寿司の記録がありません。
禁止令が出され日常からお寿司が無くなり江戸前寿司を考案するまでには箱寿司から変遷した色々なお寿司が家庭?(あるいは…)で作られていたと思います。
華屋与兵衛さんはその中から良いところを集大成して江戸前寿司を考案したのだと思います。
箱寿司は長く保存出来るように具材、舎利に工夫がされています。
江戸前寿司は生ものを長く保存出来るようにした食品です。このため保存出来るように色々な薬味、香辛料を用いたと思います。その中から殺菌効果があり味、香りが適している山葵を用いたのではないかと思います。
江戸前寿司を考案した時からわさびは保存のために寿司の中に入れたのだと思います。
江戸前寿司は瞬く間に江戸市中に広まってゆくのですがなぜ華屋与兵衛さんのお寿司はお咎めが無かったのでしょうか?ここが納得できないところです。
私の独断と偏見ですから信用しないで下さい。