「風立ちぬ」を観て

作中に登場する二郎の九試単座戦闘機試作一号

wikipediaより

「風立ちぬ」を観ました。
堀辰雄著「風立ちぬ」は私が高校生の時「智恵子抄」と共に必読書でした。
鑑賞前に再読しましたがこれが大きな間違いでした。
上映中の「風立ちぬ」は原作、脚本 宮崎駿監督で引用部分はありますが全く違う作品です。
鑑賞に来ている人たちは「もののけ姫」世代が多いので問題はないのかもしれませんが、出来れば「風が行く」のタイトルにして欲しかったですね。
宮崎監督は大人向けの挑戦をしたそうですが、私には時代背景、時代考証、時代感覚、時代認識に少し問題があるような気がするのですが…
エンディング・スクロールに流れる荒井由実さんの「飛行機雲」も…
久石さん「ラピュタ」の「君を乗せて」を超えるような曲をお願いしますよ。
私の個人的な意見ですのでお許し下さい。
皆様はご覧になってどのように感じられるのでしょう。機会が有りましたらお聞かせください。
「風立ちぬ、いざ生きめやも。」 高校生の時好く口にした言葉です。

kazetachinu2店主敬白(軽薄?)