独断と偏見ですが舎利は3つあると理想のおすしが…
久しく前から思っているのですが舎利は3つあると思い描いているお寿司が作れるのかなと思います。
鮪、いか、白身魚は米酢の舎利、しめ鯖、小肌等々〆物はもう少し甘めの
米酢の舎利、貝類は赤酢の舎利、3つの舎利があるとより良いお寿司ができるのではないかと常々思っています。
だんらんが高級店になったら絶対そうしようと淡い夢を描いていました。
先日あるお寿司屋さんのご主人が随筆に同じように書かれていて「思っているのは私だけではないのだ。」と感動しました。
もちろんそのご主人のお店も舎利は一つだけだそうです。
その後の言葉に打ちのめされました。「それでネタを舎利に合わせに行きます。」
「そうだ!なぜ今迄こんな簡単なことに気が付かなかったのだろう。」
でも「言うは易く行うは難し」で小肌、鯖の塩加減はどうするのか、貝類には
どの様な手当をすれば良いのか、赤酢は個性が強いし…問題は山積みです。
僅かの残り時間でどこまで出来るのか…。
このご主人のお寿司屋さんへ行って小肌を食べてみたいのですが一人の客単価が
3万円はちょっと…一見さんお断りみたいだし…。