青い鳥

誰もが幼い頃読んだことのあるメーテルリンク作「青い鳥」は見知らぬお婆さんに頼まれ幸せになれる青い鳥を持ち帰るためチルチル、ミチルは色々な国に行き怖い経験をします。青い鳥を見つけることはできたのですが、持ち帰ることが出来ずに家に帰ってくると家にいた鳥が青い鳥になっていて、その鳥を持ち帰ったお婆さんの娘さんは幸せになったというお話です。
幼い頃は「面白かった。」で終わっていたそのお話をこの頃ふと思い返して思う事は、
幸せになれる青い鳥はいつも傍にいて「ここに居るよ!」と鳴いている。その鳴き声に気づきその方向に微笑むと、見えなかった青い鳥が見えてくるようになるのではないかと。
「身の回りにある沢山の小さな幸せに気づき感謝することが大切だよ。」とメーテルリンクさんは教えてくれているのではないかと。
こんな事を考えるようになるという事は、いよいよ私も彼岸へ行く日が近いかな?
店主敬白(軽薄?)