すし屋のひとり言
封印された歌

だんらんには封印された歌があります。その歌は作曲者も作詞者も曲名すらも知りません。開店した頃 冬になるとあや子さんがよく歌った歌です。寒い寒い冬の夜です。昨日も今日もお客さんは来てくれません。また今日も些細な事で言い争い […]

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すし屋のひとり言
絶滅危惧種?

和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。ありがたいことです。お寿司も和食の中に入りますので私も技術、知識、ダジャレに磨きをかけその一翼を担う覚悟でいます。でも次に来店してくれる世代を考えると、レーンの上を回ってくる […]

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すし屋のひとり言
青い鳥

誰もが幼い頃読んだことのあるメーテルリンク作「青い鳥」は見知らぬお婆さんに頼まれ幸せになれる青い鳥を持ち帰るためチルチル、ミチルは色々な国に行き怖い経験をします。青い鳥を見つけることはできたのですが、持ち帰ることが出来ず […]

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すし屋のひとり言
靴磨き屋さんの記憶

今は全く見なくなりましたが40数年前の銀座裏通りには多くの靴磨き屋さんが営んでいました。その中でいつもお客さんが一人二人順番を待っている靴磨きのおじさんがいました。ある時 週間新潮のコラム欄にこのおじさんの記事が載ったの […]

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すし屋のひとり言
鈴虫の思い出

秋が深まると虫の音も弱々しくなります。初めて一人住まいした時、母が上京する知人に託して鈴虫を届けてくれました。母は永年鈴虫を育てていて毎年希望する人に分けてあげるのを楽しみにしています。届いた四角いガラス鉢には蟻のように […]

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すし屋のひとり言
サンヤホー

秋祭りのお知らせを見かけるようになりました。私が生まれ育った街にもお祭りはあります。全市のお祭りなので会社も学校もお休みとなり街はお祭り一色になります。どの町内にも大人神輿と子供神輿は揃ってあります。大きな町内となります […]

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すし屋のひとり言
クーベルタン男爵の言葉

東京でオリンピックの開催が決定しました。喜ぶべき事とは思いますが、東日本大震災で被災された方々、今も不自由な避難生活をされている方々の事を思うと素直には喜べません。近代オリンピック創設者クーベルタン男爵の第1回アテネ大会 […]

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すし屋のひとり言
35周年ありがとうございます

35周年の日を迎えることができました。支えて頂いているお客様、市場の方々、あや子さん、純ちゃん、皆様に心より感謝致します。35年の間にお客様と笑いあった事柄や場面は次々と思い出されるのに、沢山、沢山あったはずの辛いことは […]

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すし屋のひとり言
「風立ちぬ」を観て

「風立ちぬ」を観ました。堀辰雄著「風立ちぬ」は私が高校生の時「智恵子抄」と共に必読書でした。鑑賞前に再読しましたがこれが大きな間違いでした。上映中の「風立ちぬ」は原作、脚本 宮崎駿監督で引用部分はありますが全く違う作品で […]

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すし屋のひとり言
笑顔と暖かい言葉に励まされて

 35年前の8月26日「すし屋のだんらん」は誕生しました。 カウンター8席だけの小さな小さなすし屋です。 そんな小さなお店でも夢と希望が一杯というより不安一杯での船出でした。見知らぬ土地、見知らぬ人たち、飲食店勤務未経験 […]

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