成人の日に思う事
成人の日にいつも思い出すのは私の成人の日です。
その日は帝国劇場地下食堂街(正しくは新国際ビル地下食堂街)に有りました銀寿司帝劇店で働いていました。(今はありません)まだ修行中(見習中)で誰かにお祝いの言葉を言われる事もなく仕事が終わるといつものようにトボトボと屋根裏部屋に帰りました.
当時はまだ封建的(徒弟制)が色濃く残っている頃で見習いの身には辛い日々でした。「早く一人前になって岐阜で独立するんだ。!」
辛い時、悲しい時、寂しい時、折れそうになる心を支えてくれたのは「独立するんだ。」という夢だけでした。
もしタイムマシンがあってあの日の私に会う事ができるなら伝えたい。
「成人おめでとう。もうすぐ君の夢に寄り添ってくれる人に巡り会えるよ。東京だけど独立できるよ。沢山の良い人たちが支えてくださるよ。今は辛いし悲しいし寂しいけれど、もう少しの辛抱だよ。頑張れ!」と