辛子豆腐
今年も姉から辛子豆腐が届きました。
東京では冷奴はねぎ、生姜等薬味を載せ醤油を掛けて食しますが、私の生まれ育った岐阜県関市では練辛子を醤油で溶かしながら食します。初めて食べる方は驚くか笑います。幼い頃豆腐を買いに行くと必ず練り辛子を付けてくれました。
数年前姉から届け物があり、その中に辛子豆腐が少し同梱されていました。
今は1人分用にドーム型に成形されパック詰めされています。
器に取り醤油を掛け箸で豆腐を取り崩すと中から練り辛子がでてきます。
辛子を醤油に溶かしながら食べます。
姉に電話で「幼い頃のちゃぶ台での食事を思い出しましたよ。冷奴しかなかったけれど、笑い声は沢山あったよね。」とお礼の電話を入れると翌々日沢山の辛子豆腐が届きました。以来毎年今頃届きます。
姉の可愛い弟への愛なのか、貧しかった頃を忘れないようにとの戒めなのかは定かではありませんが…。