丁寧に、丁寧に

「お寿司を握っているとき何を考えているのですか?」と問われたら「何も考えていません。」と答えるしかありません。
sushiko「美味しいお寿司を造る事を考えています。」などと大それた考えを持って造った寿司は美味しくありません。
心の内では「丁寧に、丁寧に。」と思いながらも、何も考えず無心に握ったお寿司が美味しいのです。
「丁寧に、丁寧に」とゆっくり造っていたらお寿司は死んでしまいますから。
「手早く丁寧に」は「美味しくなあれ!美味しくなあれ!」のおまじないと同じかもしれませんね。
店主敬白(軽薄?)